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著作権侵害事件

ビジネスソフトの無断インストール販売、男性を逮捕

平成28年2月24日

 宮城県警生活環境課と古川署は、平成28年2月23日、ビジネスソフトウェアを無断複製の上パーソナルコンピュータにインストールし、インターネットオークションを悪用して販売していた埼玉県志木市の派遣社員男性(63歳)を、著作権法違反(複製権侵害及び海賊版頒布(みなし侵害))の疑いで逮捕しました。
 男性は、平成27年4月5日ころから同年6月30日ころまでの間、下記一覧表のとおり、各著作権者が著作権を有するソフトウェアを無断複製してインストールしたパーソナルコンピュータを、山形県他の購入客3名に対し、合計40,500円で販売していました。

【一覧表】

著作物 著作権者参考価格(税抜)
「Microsoft Office Professional Plus 2013(日本語版)(Microsoft Open Licenseプログラム)32bit版」 マイクロソフトコーポレーション製品版「Microsoft Office Professional 2013(日本語版)」は62,790円
「Adobe Illustrator CC」
「Adobe Photoshop CC」
アドビシステムズインコーポレイテッド2014年リリース版(個人版)の単体プランは2,180円/月
「FileMaker Pro 13 Advanced」 ファイルメーカー インク63,000円
「ホームページ・ビルダー19」 株式会社ジャストシステム14,100円
端緒 宮城県警の捜査員がサイバーパトロールで男性の出品を発見、ACCSを通じて著作権者に連絡した。
特徴 男性は出品画面において無断インストールしたソフトウェアの名称を記載、使用期限は無期限などと説明し、インターネットオークションで販売していた。
家宅捜索 関係先の捜索ではパソコン16台などが押収された。
鑑定・告訴 マイクロソフトコーポレーション(日本マイクロソフト(株))、アドビシステムズインコーポレイテッド(アドビシステムズ(株))、ファイルメーカー インク(ファイルメーカー(株))、(株)ジャストシステム

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