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著作権侵害事件

ショッピングサイトで海賊版を1億円以上売上げ、男性ら逮捕

平成28年5月27日

 千葉県警サイバー犯罪対策課、生活安全捜査隊、組織犯罪対策課、千葉東署、千葉西署は、平成28年5月24日、ショッピングサイトを悪用し、権利者に無断で複製されたコンピュータソフトを販売していた千葉市中央区の中国籍・アルバイト男性(38歳)、同市美浜区の無職女性(35歳)を、著作権法違反(海賊版の頒布)の疑いで逮捕しました。
 男性らは、共謀の上、平成27年8月16日から同年11月10日ころまでの間、前後6回に渡り、アドビ システムズ インコーポレイテッドが著作権を有する「Adobe Acrobat X Standard」が無断複製されたDVD-ROM合計6枚を、千葉県の男性ほか5名に対し、合計42,620円で販売していました。

特徴 男性らは、極めて精巧に製造された海賊版を入手し、ショッピングサイトを通じて、1枚約7,000円で販売していた。
家宅捜索 逮捕に先立ち行われた関係先の捜索では、海賊版と見られるDVDが約19,000枚、パソコン4台などが押収された。
供述 男性らは「お金儲けがしたかったので販売した」などと供述している。
売上・期間 警察によると、少なくとも平成25年4月から平成27年11月までの間、ショッピングサイトを通じて約1万4,000枚を販売、約1億2,000万円を売り上げていた。
参考価格 「Adobe Acrobat X Standard」のアドビ直販価格(発売当時、参考価格)は34,800円(税抜)。
特記事項 会員(ファイルメーカー(株))からの報告によると、男性は平成28年4月1日、ファイルメーカー インクが著作権を有する「FileMaker Pro 14 Advanced」「FileMaker Pro 14」「FileMaker Pro 13 Advanced」「FileMaker Pro 13」が無断複製されたDVD合計130枚を、Amazonマーケットプレイスの店舗等を通じて販売する目的で所持していたことが判明したことから、著作権者は男性を告訴した(平成28年8月9日追記)。

※押収物の写真はこちらです。

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