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著作権侵害事件

WinMXを通じたゲームの違法アップロード、男性2名を検挙

平成25年5月28日

 福岡県警サイバー犯罪対策課と朝倉署、うきは署は、平成25年5月28日、ファイル共有ソフト「WinMX」を通じて、ゲームソフトを権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしていた男性2名を著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで検挙しました。
 このうち徳島県吉野川市の会社員男性(48歳)は平成21年2月7日、もう1人の大阪市城東区の会社員男性(44歳)は平成24年12月27日、それぞれ下記各著作権者が著作権を有する著作物を、ファイル共有ソフト「WinMX」を通じて権利者に無断でアップロードして不特定多数のインターネットユーザーに対して送信できるようにし、著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが持たれています。

  [事件1]
被疑者 徳島県吉野川市 会社員男性(48歳)
ソフトの種類 家庭用テレビゲーム機「ファミリーコンピュータ」シリーズ
著作物(ゲームソフトのタイトル) 任天堂(株)が著作権を有する「ドクターマリオ」ほか29タイトル
鑑定・告訴 任天堂(株)
  [事件2]
被疑者 大阪市城東区 会社員男性(44歳)
ソフトの種類 携帯用ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズ
著作物(ゲームソフトのタイトル) (株)カプコンが著作権を有する「ビューティフルジョースクラッチ!」ほか2タイトル
(株)コーエーテクモゲームスが著作権を有する「タッチde楽勝!パチスロ宣言 リオデカーニバル」ほか1タイトル
(株)スクウェア・エニックスが著作権を有する「エッグモンスターHERO」
任天堂(株)が著作権を有する「さわるメイドインワリオ」ほか14タイトル
(株) バンダイナムコゲームスが著作権を有する「パックピクス」ほか2タイトル
鑑定・告訴 (株)カプコン、 (株)コーエーテクモゲームス(コーエーテクモホールディングス(株))、(株)スクウェア・エニックス、任天堂(株)、(株) バンダイナムコゲームス

 ACCSは、ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)が実施する啓発メールの送付活動に参加しており、ファイル共有ソフトのネットワークに著作権を侵害するコンテンツを公開している個々のユーザーに対しても、ファイルを削除するよう求める活動を行っています。

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