カーナビソフトの海賊版を販売、男性を送致
平成24年6月1日
千葉県警サイバー犯罪対策課と野田署は、平成24年5月29日、著作権者に無断でカーナビゲーションソフトを複製し販売していた愛知県小牧市の会社員男性 (48歳)を著作権法違反(海賊版の頒布)の疑いで逮捕し、30日に千葉地検に送致しました。
男性は、平成23年4月17日頃から24日頃までの間、3回にわたりインターネットオークションを通じて、 (株)トヨタマップマスターが著作権を有するカーナビゲーションソフト「2010年度版地図データ更新キット【全国】HDX730/HD9000シリーズ用」を無断で複製(更新)したハードディスク(HDD)を、茨城県の男性ほか2名に対し販売していました。
販売の特徴 | 男性は、インターネットオークションを通じ、HDDカーナビの地図更新代行との出品を行っていた。また、著作権者に無断でカーナビゲーションソフトを複製したHDDの出品も行っていた。 |
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販売価格 | 男性が2,300円~7,500円で出品していた「2010年度版地図データ更新キット【全国】HDX730/HD9000シリーズ用」の正規品価格は、21,000円(税込)。 |
端緒 | 千葉県警の捜査員がサイバーパトロールで発見し、ACCSを通じて、著作権者に連絡した。 |
家宅捜索 | 逮捕当日に行われた捜索では、パソコン等が押収された。 |
供述 | 男性は容疑を認めている。 警察の調べに対し男性は、こづかい稼ぎのため海賊版販売を行っていたなどと供述している。 |
鑑定及び告訴 | (株)トヨタマップマスター |
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