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著作権侵害事件

Shareを通じてアニメをアップロード、男性を送致

平成23年6月6日

高知県警生活環境課と高知南署は平成23年6月3日、ファイル共有ソフト「Share」(シェア)を通じて、アニメーション作品を権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしていた、高知県香南市の会社員男性(27歳)を著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで逮捕し、6月4日、高知地検に送致しました。
 男性は、平成23年6月3日、 東映アニメーション(株)が著作権を有するアニメーション作品「明日のナージャ」第1話「ナージャ、運命の扉!!」、第2話「怪盗黒バラの夜」をファイル共有ソフト「Share」を通じて権利者に無断でアップロードして不特定多数のインターネットユーザーに対して送信できるようにし、著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが持たれています。

特徴 警察の調べによると、アニメなど、約1.8テラバイト(約6,500ファイル)をアップロードしていた。
端緒 高知県警の捜査員がサイバーパトロールで発見し、ACCSを通じて、著作権者に連絡した。
家宅捜索 逮捕同日に行われた男性宅の家宅捜索では、パソコン2台、外付けハードディスク等が押収された。
供述 男性は「ファイル共有ソフトを使うものとして当然のことをした」と供述している。
特記事項 男性が公開していたファイルは、Shareで入手したファイルをそのままアップロードしていたものと見て捜査中。
鑑定・告訴 東映アニメーション(株)

ACCSは、ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)が実施する啓発メールの送付活動に参加しており、ファイル共有ソフトのネットワークに著作権を侵害するコンテンツを公開している個々のユーザーに対しても、ファイルを削除するよう求める活動を行っています。

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