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著作権侵害事件

Cabosで入手した劇場版アニメをShareを通じてアップロード、男性を逮捕

平成23年4月27日

 千葉県警サイバー犯罪対策室と千葉中央署は平成23年4月26日、ファイル共有ソフト「Share」(シェア)を通じて、劇場版アニメ―ション作品を権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしていた、長崎県長崎市の無職男性(42歳)を著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで逮捕しました。
 男性は、平成23年1月12日ころ、 東映(株)が著作権を有するアニメ映画「ワンピースフィルム ストロングワールド」をファイル共有ソフト「Share」を通じて権利者に無断でアップロードして不特定多数のインターネットユーザーに対して送信できるようにし、著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが持たれています。
 なお、男性はファイル共有ソフトのひとつであるCabosを用いて劇場版アニメのファイルをダウンロードして入手し、Shareを通じてアップロードしていたとのことです。

特徴 男性は、劇場版アニメのファイルをファイル共有ソフト「Cabos」でダウンロードして入手し、「Share」を通じてアップロードしていた。
端緒 千葉県警の捜査員がサイバーパトロールで発見し、ACCSを通じて、著作権者に連絡した。
家宅捜索 逮捕前日に行われた男性宅の家宅捜索では、パソコン、ハードディスク等合計8点が押収され、押収されたパソコンには、アニメや映画などが50のフォルダに記録されていた。
供述 男性は犯行を認めている
鑑定及び告訴 東映(株)

ACCSは、ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)が実施する啓発メールの送付活動に参加しており、ファイル共有ソフトのネットワークに著作権を侵害するコンテンツを公開している個々のユーザーに対しても、ファイルを削除するよう求める活動を行っています。

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