オークションで海賊版を販売、男性を書類送検
平成22年3月25日
神奈川県警金沢署は、平成22年3月25日、インターネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた茨城県下妻市の無職男性(39歳)を、著作権法違反の疑いで横浜地検に送致しました。 男性は、平成21年7月8日ごろから同月10日ごろまでの間、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Office Professional 2007 Plus ボリュームライセンス版(日本語版)」を無断で複製したCD-R 4枚を、横浜市金沢区の男性他1人に対し、計31,000円で販売していました。
販売の特徴 | 男性は、「Yahooオークション」で複数のIDを取得し、海賊版を販売していた。 |
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男性は、オークションの出品画面上で、「当商品は、『Microsoftのホログラムが入った正真正銘の正規品』などと謳った偽造ホログラム入りCD-ROMの商品販売では有りません。」などと説明していた。 | |
販売価格 | 男性は、「Microsoft Office Professional 2007 Plus ボリュームライセンス版(日本語版)」の海賊版を15,500円で販売していた。 |
売上・期間 | 警察の調べによると、男性は取り調べを受けるまでに約60セットを販売し、約90万円を売り上げていた。 |
端緒 | 平成21年7月、商品を購入した方が金沢署に被害相談し、相談を受けた署員がACCSを通じて著作権者へ連絡した。 |
家宅捜索 | 平成21年12月3日には、男性の自宅の家宅捜索が行われ、パソコン1台、Microsoft Office 2007の海賊版5セットなどが押収された。 |
鑑定及び告訴 | マイクロソフトコーポレーション(マイクロソフト(株)) |
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