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著作権侵害事件

アニメ無断上映、インターネットカフェ店長を逮捕

平成22年2月9日

千葉県警生活経済課サイバー犯罪対策室と市川署は、権利者に無許諾でアニメーションを上映していたとして、1月26日に家宅捜索を受けていたインターネットカフェ「まんがランド本八幡店」の店長男性(37歳)を、平成22年2月9日、著作権法違反(上映権の侵害)の疑いで逮捕しました。

押収物の写真(千葉県警提供)はコチラ

アニメーションを無断上映、インターネットカフェを捜索

平成22年1月26日

千葉県警生活経済課サイバー犯罪対策室と市川署は、平成22年1月26日、権利者に無許諾でアニメーションを上映していたとして、インターネットカフェ「まんがランド本八幡店」他3カ所を著作権法違反(上映権の侵害)の疑いで捜索しました。

被疑者は、平成22年1月13日ごろから同月15日ごろまでの間、3回にわたり、店内において、(株)サンライズが著作権を有するアニメーション「機動戦士ガンダム 第1話 ガンダム大地に立つ!!」、(株)小学館集英社プロダクションが著作権を有するアニメーション「『メジャー MAJOR・第1シリーズ・1st.Inning』(第1話 吾郎の夢、おとさんの夢)」、東映アニメーション(株)が著作権を有するアニメーション「TVシリーズ用アニメーション『ドラゴンボール』第1話『ブルマと孫悟空』」を、客2人に対しパソコンを通じて上映し、著作権を侵害していた疑いが持たれています。

特徴 被疑者は、アニメーションなどを店舗内のサーバーに蔵置した上で、客用に設置したパソコンからアクセスできる状態にすることで、不特定多数の客が上映、閲覧できる状態にしていた。
捜索 当日は、まんがランドの店舗など4カ所を捜索し、このうち本八幡店では、パソコン3台、サーバー7台、ハードディスク26台などが押収された。
端緒 平成21年12月に一般の方から千葉県警に情報提供があり、市川署員が事実を確認した上で、ACCSを通じて著作権者に連絡した。
特記事項 被疑者は、「Share」や「Perfect Dark」などのファイル共有ソフトを通じてアニメーションなどを入手していた。
処分結果 男性及び同店法人:罰金80万円/市川簡裁(平成22年2月26日)
鑑定及び告訴 (株)サンライズ、(株)小学館集英社プロダクション、東映アニメーション(株)

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