海賊版アニメDVDを販売、夫婦を逮捕
平成21年5月13日
北海道警生活経済課と札幌方面中央署は平成21年5月11日、自らが開設したWebサイトを通じ、権利者に無断で複製したアニメーションなどのDVDを販売していた大阪府八尾市の自営業男性(40歳)とその妻の自営業女性（39歳）を、著作権法違反の疑いで逮捕し、13日、札幌地検に送致しました。p>
男性らは、平成20年9月1日ごろから平成21年4月7日ごろまでの間、前後4回に渡り、シンエイ動画(株)が著作権を有する「映画ドラえもん『のび太と緑の巨人伝』」、(株)サンライズが著作権を有する「機動戦士ガンダムF91」他3社・合計5種類のアニメ-ション等を権利者に無断で複製したDVD計9枚を、札幌市の男性他3人に対して合計金額10,600円で販売していました。
| 販売の特徴 | 男性らは、「激安DVD通販 SHOP-DVD」というWebサイトを立ち上げ、「中国内正規品」として海賊版販売を行っていた。 |
|---|---|
| 販売価格 | 約2,500タイトルのDVDなどが、1,000～10,000円で販売されていた。 |
| 売上・期間 | 警察の調べによると、男性らは、少なくとも平成19年8月ごろから平成20年12月ごろまでに約2,500枚の海賊版を販売しており、これまでに約2,000万円を売り上げているとみて調べを進めている。 |
| 端緒 | 平成20年12月ごろ、北海道警の捜査員がサイバーパトロールでWebサイトを発見した。 |
| 家宅捜索 | 逮捕同日には、男性が運営する会社の事務所の家宅捜索が行われ、パソコン7台、発送済み伝票の控え、海賊版DVDなどが押収・任意提出された。 |
| 動機 | 男性らは生活費を稼ぐためにDVDを販売していたことを供述している。 |
| 特記事項 | 男性らは、Webサイト内の「特定商取引法に基づく表記」に虚偽の氏名や住所を書き込み、DVD発送の伝票にも別人の名前を使うなど、身元を隠して販売を行っていた。 |
| 処分結果 | 男性：懲役2年(執行猶予5年)・罰金100万円／大阪地裁(平成22年3月19日) 女性：懲役1年6月(執行猶予3年)・罰金80万円／大阪地裁(平成22年3月19日) |
| 鑑定及び告訴会社 | (株)サンライズ シンエイ動画(株) 他3社 |
- 年度を選択
- 2000（平成12）年度（19件）
- 2001（平成13）年度（15件）
- 2002（平成14）年度（12件）
- 2003（平成15）年度（18件）
- 2004（平成16）年度（31件）
- 2005（平成17）年度（27件）
- 2006（平成18）年度（28件）
- 2007（平成19）年度（26件）
- 2008（平成20）年度（19件）
- 2009（平成21）年度（16件）
- 2010（平成22）年度（31件）
- 2011（平成23）年度（47件）
- 2012（平成24）年度（30件）
- 2013（平成25）年度（33件）
- 2014（平成26）年度（22件）
- 2015（平成27）年度（31件）
- 2016（平成28）年度（8件）
- 2017（平成29）年度（12件）
- 2018（平成30）年度（12件）
- 2019（令和元）年度（6件）
- 2020（令和2）年度（3件）
- 2021（令和3）年度（9件）
- 2022（令和4）年度（4件）
- 2023（令和5）年度（3件）