1. TOP
  2. 著作権侵害事件
  3. 「リカバリ代行ディスク」などと説明し海賊版販売、2名を逮捕・送致

著作権侵害事件

「リカバリ代行ディスク」などと説明し海賊版販売、2名を逮捕・送致

平成29年9月5日

 山口県警生活環境課と萩署は、平成29年8月29日、インターネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製されたコンピュータソフトを販売していた兵庫県たつの市の漁師手伝い男性(50歳)及び同女性(49歳)を著作権法違反(海賊版の頒布)の疑いで逮捕し、31日、山口地検に送致しました。
 男女は、平成29年1月24日ころから同年3月13日ころまでの間、前後3回にわたり、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Office Personal 2007(日本語版)」が複製されたCD-R合計3枚を、購入客3名に対し、代金合計1,500円で販売していました。

端緒 山口県内の購入客が警察に相談し発覚、ACCSを通じて権利者に連絡した。
販売方法 インターネットオークションにおいて「リカバリ代行ディスク」等と商品説明し海賊版を販売していた。
参考価格 「Microsoft Office Personal 2007(日本語版)」の参考価格は47,040円。
特記事項 警察によると、逮捕・送致された男性は指定暴力団幹部とのことである。
男性は、ビジネスソフトの海賊版販売による著作権法違反に加え、インターネットオークションおいて、広告としてマイクロソフトコーポレーションの類似商標を使用したとして商標法違反でも立件された。(10月6日追記)
鑑定・告訴 マイクロソフトコーポレーション(日本マイクロソフト(株))

一覧を見る


ページTOPへもどる