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著作権侵害事件

ビジネスソフトの海賊版販売、男性を送致

平成25年11月21日

 千葉県警サイバー犯罪対策課と茂原署は、平成25年11月18日、インターネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製されたコンピュータソフトを販売していた石川県金沢市の派遣社員男性(50歳)を、著作権法違反(海賊版の頒布)の疑いで逮捕し、20日、千葉地検に送致しました。
 男性は、平成25年1月、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Office Professional Plus 2010(日本語版)(Microsoft Open Licenseプログラム)」が複製されたDVD1枚を、北海道の男性に対し、12,294円で販売していました。

端緒 購入者が警察に相談し、ACCSを通じて著作権者に連絡した。
家宅捜索 逮捕に先立ち行われた男性宅等の捜索で海賊版DVD38枚等が押収された。
販売の特徴 警察によると、男性は中国から海賊版を仕入れ、インターネットオークションを通じて販売しており、本年からは、出品代行者8名に商品受注をさせた上で海賊版を販売するなどしていた。
期間 警察によると、男性は少なくとも平成24年5月から平成25年2月までの間、約800件の海賊版を販売して約600万円を売り上げていたものと見られる。
供述 男性は「生活費のため海賊版を販売していた」などと容疑を認めている。
参考価格 製品版「Microsoft Office Professional Plus 2010(日本語版)」は62,900円(税抜)。
鑑定・告訴 マイクロソフトコーポレーション(日本マイクロソフト(株))

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