体験版ビジネスソフトと「不正マニュアル」をセット販売、男性を送致
平成24年7月23日
宮城県警生活環境課サイバー犯罪対策室と泉署は、平成24年7月19日、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた千葉県松戸市の団体職員男性（50歳）を、著作権法違反(海賊版頒布)の疑いで逮捕し、20日、宮城地検に送致しました。
男性は、平成23年12月27日ころから平成24年2月20日ころまでの間、インターネットオークションを通じて、アドビ システムズ インコーポレーティッドが著作権を有する「Adobe Creative Suite 5 Master Collection 日本語版(30日間体験版)」および「Adobe Acrobat X Pro 日本語版(30日間体験版)」を複製したDVD-R各1枚を、愛知県刈谷市の男性ほか1名に対し、合計4,800円で販売していました。
| 販売の特徴 | 男性は、海賊版と不正なインストール方法を記載した「不正マニュアル」をセットにして販売していた。 |
|---|---|
| 端緒 | 宮城県警の捜査員がサイバーパトロールで発見し、ACCSを通じて、著作権者に連絡した。 |
| 家宅捜索 | 逮捕同日に行われた男性宅の捜索では、パソコン、海賊版等が押収された。 |
| 鑑定・告訴 | アドビ システムズ インコーポレーティッド(アドビ システムズ（株）) |
