海賊版ビジネスソフトとインストールマニュアルをセット販売、会社員男性を逮捕
平成23年11月4日
宮城県警生活環境課サイバー犯罪対策室と泉署は、平成23年11月2日、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた北海道帯広市の会社員男性（29歳）を、著作権法違反(海賊版頒布)の疑いで逮捕し、3日、宮城地検に送致しました。
男性は、平成23年6月30日ころから7月19日ころまでの間、インターネットオークションを通じて、アドビ システムズ インコーポレーティッドが著作権を有する「Adobe Creative Suite 5 Master Collection 日本語版(30日間体験版)」を複製したDVD-R合計2枚を、宮城県仙台市の男性ほか1名に対し、合計10,000円で販売していました。
| 販売の特徴 | 男性は、海賊版と不正なインストール方法を記載した「インストールマニュアル」をセットにして販売していた。 |
|---|---|
| 端緒 | 宮城県警の捜査員がサイバーパトロールで発見し、ACCSを通じて、著作権者に連絡した。 |
| 家宅捜索 | 逮捕同日に行われた男性宅の捜索では、パソコン、ハードディスク、海賊版等が押収された。 |
| 供述 | 男性は容疑を認めている。 警察の調べに対し、男性は「借金返済のため海賊版を販売していた」などと供述している。 |
| 鑑定・告訴 | アドビ システムズ インコーポレーティッド(アドビシステムズ（株）) |
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