海賊版と改造Wiiをセットで販売、男性を送致
平成22年5月21日
警視庁生活経済課と日野署は、平成22年5月17日、インターネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製したゲームソフトを販売していた山口県下関市の自営業男性(53歳)を著作権法違反の疑いで逮捕し、18日、東京地検立川支部に送致しました。
男性は、平成21年1月6日ごろから同年3月19日ごろまでの間、東京都の男性ほか2人に対し、任天堂(株)が著作権を有するWii用ゲームソフト「街へいこうよ どうぶつの森」ほか4タイトル、(株)バンダイナムコゲームスが著作権を有する「ワンピースアンリミテッドクルーズ エピソード2 目覚める勇者」、(株)スクウェア・エニックスが著作権を有する「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル エコーズ・オブ・タイム」、(株)カプコンが著作権を有する「バイオハザード」を複製したDVD-R合計8枚とWii本体3台を、合計97,000円で販売していました。
販売の特徴 | 男性は、インターネットオークションに、海賊版ソフトが稼働できるように改造したWii本体を出品し、ゲームソフトを無断複製したDVD-Rを「おまけ」として、それらをセットで販売していた。 |
---|---|
販売価格 | 改造したWii本体や海賊版ソフトなどをセットで32,000~33,000円で販売していた。 |
売上・期間 | 警察の調べによると、男性は2年ほど前から販売を始め、これまでに約300万円を売り上げていたとみて捜査を続けている。 |
端緒 | 平成21年3月、ACCSが男性の出品を発見。著作権者に連絡の上、警視庁に相談した。 |
家宅捜索 | 逮捕同日に行われた男性宅の家宅捜索では、改造Wii6台、DVD-R約300枚、パソコンなどが押収された。 |
動機 | 警察によると、男性は、海賊版を作成するためのマスターソフトにファイル共有ソフトを通じて入手したソフトを利用していた。 |
特記事項 | 警察によると、男性は、海賊版を作成するためのマスターソフトとして、ファイル共有ソフトを通じて入手したゲームソフトを利用していた。 |
鑑定及び告訴 | (株)カプコン、(株)スクウェア・エニックス、任天堂(株) (株)バンダイナムコゲームス |
- 年度を選択
- 2000(平成12)年度(19件)
- 2001(平成13)年度(15件)
- 2002(平成14)年度(12件)
- 2003(平成15)年度(18件)
- 2004(平成16)年度(31件)
- 2005(平成17)年度(27件)
- 2006(平成18)年度(28件)
- 2007(平成19)年度(26件)
- 2008(平成20)年度(19件)
- 2009(平成21)年度(16件)
- 2010(平成22)年度(31件)
- 2011(平成23)年度(47件)
- 2012(平成24)年度(30件)
- 2013(平成25)年度(33件)
- 2014(平成26)年度(22件)
- 2015(平成27)年度(31件)
- 2016(平成28)年度(8件)
- 2017(平成29)年度(12件)
- 2018(平成30)年度(12件)
- 2019(令和元)年度(6件)
- 2020(令和2)年度(3件)
- 2021(令和3)年度(9件)
- 2022(令和4)年度(4件)
- 2023(令和5)年度(3件)