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著作権侵害事件

秋葉原の路上海賊版販売、中国人2人を現行犯逮捕

平成20年11月28日

警視庁万世橋署は、平成20年11月22日、東京・秋葉原の電気街で、権利者に無断で複製したコンピュータソフトウェアを露天販売していたとして、露天商2人を著作権法違反の疑いで現行犯逮捕し、24日東京地検に送致しました。

逮捕されたのは、江戸川区の無職男性A(37歳・中国籍)、杉並区の無職女性B(32歳・中国籍)の2人。

A、Bは22日、秋葉原の路上において、 (株)ゼンリンが著作権を有する「ゼンリン電子地図帳Zi Version10 DVD 全国版」を権利者に無断で複製したDVD-R3枚、(株)ジャストシステムが著作権を有する「JUST Suite 2008 特別バージョンアップ版」を権利者に無断で複製したDVD-R1枚を、それぞれ販売する目的で所持していました。

販売の特徴 女性Bは、秋葉原の電気街の路上で、海賊版ビジネスソフトのタイトルや価格などを記載したチラシを、通行人などに配布して顧客を集めていた。注文を受けると、近くで保管・運搬を担当している男性Aに携帯電話で連絡を取り、DVD-Rに複製した海賊版ソフトを持参させ、販売を行っていた。
販売価格 配布していたチラシには約100種類の海賊版リストが記載されていた。多くの海賊版は、1枚に複数のソフトが複製されており、1枚あたりの販売価格は、5,000~18,000円。
売上・期間 警察の調べによると、男性Aは平成20年10月ごろから、女性Bは平成19年6月ごろからそれぞれ海賊版を販売していたことを供述している。
動機 A、Bはそれぞれ、生活費を稼ぐために海賊版を販売していたことを供述している。
処分結果 男性A:罰金20万円/東京簡裁(平成20年12月12日)
女性B:罰金20万円/東京簡裁(平成20年12月12日)
鑑定及び告訴会社 (株)ジャストシステム、(株)ゼンリン

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