携帯電話のオークションで海賊版を販売
平成18年11月8日
佐賀県警生活環境課と佐賀署は平成18年11月8日、携帯電話からアクセスするオークションサイトを悪用し、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた愛媛県松山市の会社員男性(27歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕しました。
男性は、平成18年7月13日ごろ、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有するコンピュータソフト「Microsoft Windows XP Professional SP-1対応版」を無断で複製したCD-R1枚を、佐賀市の男性に対し、2,000円で郵送販売していました。
販売の特徴 | 男性は、携帯電話からアクセスするオークションサイト「iBid」を通じ、海賊版を販売していた。 |
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販売価格 | 男性が2,000円で販売していた「Microsoft Windows XP Professional SP-1対応版」正規品の推定小売価格は、35,800円。 |
端緒 | 平成18年8月に、佐賀市の男性から、「インターネットオークションでコンピュータソフトを買ったが、届いた商品はコピーだった」と佐賀署に相談があったことから事件が発覚した。 |
供述 | 警察の調べによると男性は、自宅に固定電話を設置せず、パソコンをインターネットに接続していないことから、携帯電話のオークションを利用していたことを供述している。 |
特記事項 | 日本の携帯電話契約数は8,912万台(平成17年9月現在)。 ㈱インプレス発行の「ケータイ白書2006」の「携帯電話によるインターネット調査」によると、携帯電話によるオークションは、携帯電話利用者の27.8%が利用の経験がある。 (出典:(株)式会社インプレス「ケータイ白書2006」) |
鑑定及び告訴会社 | マイクロソフトコーポレーション(マイクロソフト(株)) |
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