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著作権侵害事件

自宅サーバに多数のゲームソフトをアップロード

2001年5月11日

鑑定および告訴会社 (株)エニックス、(株)コーエー、任天堂(株)

徳島県警生活保安課とハイテク犯罪対策室、徳島東署は平成13年5月11日、ゲームソフトを権利者の許諾なくインターネットにアップロードし、アクセスしたユーザーにダウンロードさせていた佐賀市の会社員男性(34歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕しました。

男性は海外の無料サーバを利用していたほか、インターネットに常時接続させた自宅のコンピュータをサーバとして、スーパーファミコンやゲームボーイなどのゲーム専用機用のソフトを権利者に無許諾でアップロードし、国内プロバイダのサーバスペースに「くものうえ」と名付けて開設した自作のホームページを通じてインターネットユーザーにアクセスさせ、ダウンロードさせていました。

会社員は、250タイトルを超えるソフトを自宅サーバに複製しており、ホームページには逮捕時までに約154万回のアクセスがありました。

ACCSでは前年1月に会社員のホームページを調査し、公衆送信権侵害についての警告を行っていました。会社員からは謝罪メールがACCSに返信されていましたが、その後、アップロードが発覚しないようホームページを細工し、昨年末頃からは自宅のパソコンをサーバとして侵害行為を継続していました。

この男性には平成13年5月31日、徳島簡易裁判所より罰金50万円の略式命令が下されました。

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