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著作権侵害事件

大量の海賊版を販売 男性を逮捕

2000年11月30日

鑑定および告訴会社 (株)ゲームアーツ、(株)光栄、
マイクロソフトコーポレーション(マイクロソフト(株))

福島県警生活環境課と会津坂下署は平成12年11月30日、電子掲示板を悪用して海賊版ソフトを販売していた福島県河沼郡柳津町の無職男性(30歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕しました。

男性は、電子掲示板にソフト販売の宣伝を掲載して顧客を募り、問い合わせがあると海賊版リストを電子メールで送りつけて注文を受け、CD-Rに無許諾複製したゲームソフトやビジネスソフトを宅配便等で送りつけ販売していました。男性は、平成11年7月ころから平成12年2月ころまでの間に、全国の顧客に対して海賊版を販売し、約700万円の利益を上げていました。

男性は、電子掲示板の「売ります・買います」コーナーにソフトの販売広告を掲載し、注文のメールを受けると、約800タイトルに及ぶ海賊版ソフトリストを送付するなどして顧客を募っていました。ゲーム専用機用ソフトの海賊版も数多く扱っており、男性は海賊版ソフトも稼動するよう改造したゲーム機とともに販売していました。また海賊版CD-Rは、1枚当たり500円前後で販売されていました。

男性の顧客がわいせつ図画頒布容疑で逮捕された際に、捜査員が海賊版ゲームソフトを発見したのが端緒。同署では平成12年10月4日に男性宅を家宅捜索し、パソコン、CD-Rドライブ、海賊版CD-R約2,200枚などを押収して捜査を進めていました。

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