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著作権侵害事件

電子メールを悪用して海賊版を販売

2000年11月20日

鑑定および告訴会社 (株)アプリックス、
マイクロソフトコーポレーション(マイクロソフト(株))

福岡県小倉北署は平成12年11月20日、大手プロバイダの電子掲示板を悪用して海賊版ソフトを販売していた広島県御調郡の会社員男性(44歳)を、著作権法違反の疑いで福岡地検小倉支部に書類送検しました。

男性は、大手プロバイダの電子掲示板にメッセージを載せているソフトウェア購入希望者らに対して、海賊版ソフトの販売を宣伝する電子メールを送りつける方法で顧客を募っていました。摘発までに、全国の延べ300人に対して、CD-R に無許諾複製したビジネスソフトなど約400枚の海賊版を、代金引換郵便などを使って販売していました。

男性は、海賊版の販売が発覚することを警戒して掲示板での宣伝広告は行わず、ソフトの購入を希望するメッセージを掲載している人に対して直接メールを送りつけるなどの方法で、平成9年4月ごろから平成12年9月までの長期にわたりサイドビジネス的に海賊版を販売しており、もうけは小遣いなどに充てていました。

小倉北署の捜査員がサイバーパトロール中、男性による海賊版販売の情報を入手したのが事件の端緒。同署は平成12年9月14日に男性宅を家宅捜索するなどして、捜査を進めていました。

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