ヤフーオークションを悪用 海賊版販売のアルバニア人逮捕
2000年7月3日
| 鑑定および告訴会社 | マイクロソフトコーポレーション（マイクロソフト（株）） |
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徳島県警生活保安課と徳島東署は平成12年7月3日、ヤフージャパンのオークションサイトを悪用してコンピュータソフトの海賊版を宣伝・販売していた、アルバニア国籍で福岡市中央区の英会話講師男性（27歳）を、著作権法違反の疑いで逮捕しました。同日行われた立ち回り先などの家宅捜索では、海賊版ソフト多数などが押収されました。ヤフーのオークションサイトを悪用したコンピュータソフトの海賊版販売の摘発はこれが初めてとなりました。
男性はヤフーオークションに100点を超えるビジネスソフトやグラフィックソフトなどを出品しており、商品説明の欄にメールアドレスを記載して直接電子メールで問い合わせを受け付け、販売するソフトが海賊版であることや代金の振り込み先の郵便口座などを連絡していました。男性は注文を受けると、代金先払いでCD-Rに複製した海賊版ソフトを郵送販売していました。
一般ユーザーなどからのクレームを受けた運営者に出品が取り消されても、男性は、「peachfuzzwhitey」「peachfuzzwhite_blues」など複数の名前を使い分け、逮捕される直前まで、繰り返し海賊版販売の宣伝を行っていました。ACCSには平成12年4月以降、この男性の海賊版販売について多数の情報が一般ユーザーなどから寄せられていたため、独自調査を進めていたところ、同時期に徳島東署がこの男性の海賊版販売についての捜査を開始していたため、これに全面的に協力していました。
男性には平成12年9月14日、徳島地裁より懲役1年（執行猶予3年）の判決が言い渡されました。
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