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活動報告

eスポーツに関するゲームソフト利用と著作権



                ※eスポーツ:コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦競技

どうして許可が必要ですか?

個人、団体、法人などで、eスポーツの大会を開催する場合、主催者は使用するゲームタイトルごとにゲームソフトメーカーから著作権の利用許可を得ることが必要です。

なぜなら、ゲームソフトは著作権で守られており、ゲームソフトメーカーの許可を得ずに、映像をお客さんの前でプロジェクターで映したり、ネットに配信したり、ゲームに登場するキャラクターを看板にしたりすることはできないからです。

ゲームソフトメーカーの許可をもらうには?

多くのゲームソフトメーカーでは、公式webサイトにeスポーツ大会に関する専用ページを設けていたり、問い合わせ窓口が掲載されてますので、まずはそれらを確認しましょう。

一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)に加盟しているメーカーのゲームタイトルについては、同団体の公式サイト【リンク】で公開している「かんたんeスポーツマニュアル【リンク】」にタイトル使用許諾問い合わせ窓口一覧(17頁)が掲載されています。

参考 ゲームソフトと著作権について

①著作権は作品を守る権利です

著作権とは、作品を創作した人や会社などに与えられるもので、創作した人や会社などがその作品利用について自由に決めることができる権利のことです。著作権と一口にいっても、コピーすることについては「複製権」、映像を映写することについては「上映権」、インターネットで配信することについては「公衆送信権」など複数の権利から成り立っています。他人は作品を無断で利用することはできません。

②ゲームソフトは著作権で保護されています
ゲームソフトは、主にコンピュータプログラムでつくられています。このコンピュータプログラムも、著作権で保護されています。また、ゲームの映像やBGMなども著作権で保護されています。

③eスポーツの大会を開催する際には、ゲームソフトの著作権侵害をしないようにしなければならなりません
他人の作品をコピーしたり、インターネットで公開したり、人前で上映するなどの利用をしたい場合には、著作権を持つ人や会社から、利用方法に応じて利用許可を得ることが必要です。

※現在、ゲームタイトルごとに、プレイ映像の配信や実況、スクリーンショットのインターネット上での公開等に関して、ゲームメーカーがガイドラインを公開しておりますが、eスポーツ大会の場合は、別途利用許可を得ることが必要となります。

 Q&A(質問と回答は順次追加予定です)

 質問1 具体的な利用許可先(問い合わせ先)を知りたいです。
 回答1 一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)の公式サイトで公開している
   「かんたんeスポーツマニュアル【リンク】」にタイトル使用許諾問い
    合わせ窓口一覧(17頁)が掲載されていますのでご参照ください。
    なお、JeSUに加盟していないゲームソフトメーカーにつきましては、
    個別にご確認ください。

 質問2 個人で大会を開く場合にも許可を取ることは必要ですか?
 回答2 個人で大会を開く場合も利用許可を得ることが必要です。

 質問3 著作権についてもっと知りたいです。
 回答3 ACCSサイトの著作権Q&A【リンク】をご参照ください。



本記事に関するお問い合わせ先
ACCS事務局
電話:03-5976-5175(受付時間 平日9:30~17:30)

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