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活動報告

システム管理者団体作成のソフトウェア管理の手順書を推奨

平成20年11月27日 更新

社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の企業内不正コピー対策委員会はこの度、企業の情報システム管理者などが集う任意団体「PCネットワークの管理・活用を考える会」が作成したソフトウェア管理手順書である「ソフトウェアライセンス管理プロシージャ」(以下、「プロシージャ」)を推奨することといたしました。

プロシージャは、ソフトウェア管理の課題の多くは業務を行う上でのルールやフローに起因しているとの問題意識から、実際の業務活動に沿った具体的な手順書として作成されたものです。
これまでACCSでは、ソフトウェア管理の重要なポイントとして、(1)ソフトウェアの使用状況を把握する方法、(2)不正なインストールを未然に防止する方法、(3)不正にインストールされたソフトウェアを事後的に発見・排除する方法の3点の「原則」を提示し、実際の運用体制については、各企業の実態に合わせて構築するよう呼び掛けてきました。
プロシージャでは、上記(1)、(2)について、企業(組織)で使用するソフトウェアのライセンスの管理について、購入申請からインストール後の管理までの業務フローをより具体的な手順として紹介しており、ACCSでは、これまで提案してきた「原則」に則った運用例の1つとして活用いただけると考え、プロシージャの推奨を決めたものです。

企業のコンプライアンスが重要視される昨今において、ソフトウェア管理は必須です。ACCSは、プロシージャの活用を通じて、企業のソフトウェア管理に対する理解が深まることを期待するとともに、今後ともソフトウェア管理の普及啓発を積極的に続けてまいります。

プロシージャのダウンロード
https://qweb.quality.co.jp/download/pcnw/2008_taikai/PCNW2008_client_seikabutsu.cfm
※ダウンロードにはメンバー登録が必要です(無料)
PCネットワークの管理・活用を考える会
http://www.quality.co.jp/pcnw/
なお、ACCSは、「PCネットワークの管理・活用を考える会」のクライアント管理分科会に参加し、違法コピーの発生状況やソフトウェア管理の導入手法などを紹介するなど、プロシージャ作成にも協力しています。
企業内不正コピー対策委員会について
https://www2.accsjp.or.jp/about/committee.html
企業や学校など、組織内におけるソフトウェアの不正コピーに対する調査や、ソフトウェアの適正な利用環境を作るためのソフトウェア管理の普及を推進している委員会。委員長は、浮川和宣(株)ジャストシステム代表取締役社長・ACCS副理事長。ソフトウェア管理の導入・運用のための小冊子を作成し、企業への配布やセミナーを実施している。
本件お問い合わせ
社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会
調査部 太田

以上

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