「海賊版は犯罪」秋葉原に警告看板を設置
平成20年12月4日更新
ACCSは、万世橋署、千代田区、万世橋防犯協会と協力し、平成20年12月2日、東京・秋葉原電気街の街頭10カ所に、海賊版販売などを止めるよう警告する看板を設置しました。
秋葉原の電気街では、海賊版の路上販売が継続的に行われています。ACCSでは、平成10年10月以来、これまでに6回の海賊版の路上販売摘発に協力していますが、先月11月にもビジネスソフトの海賊版を路上販売していた中国国籍の男女2人が逮捕されるなど、残念ながらその撲滅には至っていません。このような状況を受けて、ACCSと万世橋署、千代田区、万世橋防犯協会では、海賊版や模倣品の販売者に警告を与え、購入者にも注意を促すことを目的に、コンピュータソフトの海賊版や偽ブランド品などの販売行為は犯罪であることを警告する看板を制作し、街頭に設置することとなったものです。
看板の設置には、万世橋署、千代田区、万世橋防犯協会、ACCSや会員、マスコミなど約20人が集まりました。
当日、設置に先立って路上販売現場の近隣公園に集まった参加者を前に、万世橋署の舛屋鉄雄生活安全課長は「犯罪行為者を秋葉原に『土足で入らせない』対策が必要」と述べ、また、万世橋防犯協会の角田実会長は「街の美化のためにも、関係する皆さんの協力はありがたい」と述べるなど、それぞれ秋葉原の環境浄化を訴えました。また、千代田区環境安全部の黒川秀夫安全生活課長は「犯罪の抑止は重要。今後も連携を緊密にし対策を行っていきたい」と述べました。さらに、ACCSの久保田専務理事は「秋葉原は世界からも注目されるエリア。著作権保護と秋葉原の地域活性化の観点からも重要な活動」と述べ、今後とも対策を継続していきたい旨を表明しました。
その後、参加者は、日本語版と中国語版を用意した看板を対にして、先月の摘発現場に当たる外神田3丁目の交差点をはじめ、近隣ブロックの合計10カ所に、分担して設置しました。
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