不正商品対策協議会、「アジア知的財産権シンポジウム2008」を開催
平成20年3月28日更新
平成20年3月7日、日経ホール(東京都千代田区)にて、不正商品対策協議会(ACA)と日本経済新聞社が主催する「アジア知的財産権シンポジウム2008」が開催されました。ACCSは、ACAに協賛会員として加盟しています。
10回目となった今年のシンポジウムは、「注目されるアジア~知的財産の成長~」をメインテーマとして開催されました。
シンポジウムでは、初代の知的財産戦略推進事務局長の荒井寿光氏が「知財立国の道~回顧と展望~」と題したキーノートスピーチを行いました。
その後、警察庁生活安全局知的財産権保護対策官の大塚尚氏とACA監事の前田哲男弁護士(ACCS理事・顧問)による「我が国の知的財産権侵害事犯の現状」についてのレポートが行われたほか、入江雄三シンポジウム実行委員長による「10年を振り返って」、アメリカ映画協会アジア太平洋地域代表のマイク・エリス氏、ビジネスソフトウェアアライアンス(BSA)アジア海賊版対策ディレクターのタルーン・サウニー氏による「中国における知的財産保護の実態について」のレポート、有識者を招いてのパネルディスカッションが行われました。
約300人の聴講者は、それぞれのレポートに熱心に耳を傾けていました。また、会場には、偽ブランド品や海賊版ゲームソフト・DVD・CDの展示コーナーが設置され、休憩時間などには不正商品に熱心に見入る聴講者の姿が見られました。
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