中国・上海に「ACCS上海事務所(準備室)」を開設
2003/10/14 更新
(社)コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、日本のデジタルコンテンツなどについての中国での著作権侵害に対応するため、平成15年10月14日、上海市に「ACCS上海事務所(準備室)」を開設しました。
中国は、魅力ある市場、人材供給地として、日本のソフトウェアメーカーなどのビジネス進出が今後急速に展開することが見込まれている一方、日本のコンテンツへの著作権侵害が正規ビジネスの阻害要因となっており、早急な対策が望まれています。
このため、ACCSでは、中国における基礎資料・現地情報の収集、中国の関係機関等との「パイプ」づくり、マスコミを通じた広報啓発活動などを行っていくことを目的として、「ACCS上海事務所(準備室)」を設置することとなりました。
「ACCS上海事務所(準備室)」は、版権局や公安部などの現地政府機関や教育機関・法律家などの専門家や、現地マスコミなどとの連絡業務を担うほか、著作権に関わる中国の政治・社会の動向や海賊版の情報収集などの活動を通じて、海賊版対策、著作権教育の普及、現地の団体等との連携などを実現していく予定です。
当初は、ACCS会員会社であるクオリティ(株)の現地法人の全面的なご協力により、人材や施設等のご提供を受けて準備室として発足し、順次活動を実施していきます。
10月14日に上海市の「王宝和大酒店」で開かれた開設発表会には、上海市版権局や人民法院、現地の法律事務所、ソフトウェア業界団体関係者のほか、雑誌、新聞、テレビなどのマスコミ関係者約40人が集まりました。あいさつに立ったACCSの久保田裕専務理事は、「海賊版対策や著作権の普及活動を展開することを通じて、日中間の文化・経済の交流・発展に貢献したい」と述べました。
「ACCS上海事務所(準備室)」の所在地
闊利達軟件(上海)有限公司 内
上海市北京東路689号 東銀ビル21F K-P
電話 86-21-63503377
ファックス 86-21-63608283
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