「すぐに始めるソフトウェア管理」ユーザーアンケート実施! ~ダウンロードが1万2千件を超えました!~
03/9/19 更新
ACCSでは、コンピュータソフトウェアをはじめとするデジタルコンテンツの著作権とソフトウェア管理の普及啓発活動の一環として、企業や学校などの組織向けの「すぐに始めるソフトウェア管理」の配布を2001年11月13日より行っています。
「すぐに始めるソフトウェア管理」は、ソフトウェアの不正使用を防止し、企業におけるコンプライアンス(法令遵守)を浸透させることを目的としたマニュアルで、ソフトウェア管理の実施手順をわかりやすく示し、一部署からでも簡単に導入することができるベーシックな管理手法を提供しています。
このマニュアルはACCSのWebページからPDF形式で無料配布していますが、すでにマニュアルのダウンロード数が12,000件を超えるなど、ソフトウェア管理への関心が高まっていることが実感されています。
ACCSではこのほど、このマニュアルを参考にソフトウェア管理が実行できたかなどを質問するアンケートを、「すぐに始めるソフトウェア管理」をダウンロードしたユーザ-を対象に実施致しました(対象:2001年11月13日から2003年7月31日までの間にマニュアルをダウンロードしたユーザー2,328件、実施期間:2003年8月8日~8月22日)。
その結果、298通の回答があり(回答率12.8%)、マニュアルを利用して「ソフトウェア管理を実施し管理ができた」企業は15%、「実施したが管理できなかった」3%、「準備中まだ実施できていない」33%、「実施に移さなかった」41%、「ダウンロードしただけ」8%という結果を得ました。
このうち、マニュアルを利用して管理を実施しなかったユーザーや、ダウンロードしただけのユーザーでは、「既に他の方法で管理を実施している」、「参考資料としてダウンロードした」などの意見が多かったことから、他の方法での管理と合わせ、ソフトウェア管理が浸透していることがうかがえます。しかし、依然として内部の理解が得られなかったため実施できなかったとの回答も、少数ながら見られました。
このほかの回答からは、「管理実施に成功している企業での具体的な事例紹介」「著作権への意識向上を啓発するテキスト」など、管理実施に際してユーザーが求めていることや、「休眠ライセンスを有効利用することができた」「経費節減とセキュリティの強化につながった」など、管理を実施した際の副次的な効果などがわかりました。
ACCSでは、このアンケート結果を受け、今後、同マニュアルに基づく管理を実施している企業などの協力を得て、ソフトウェア管理の実施事例集などを作成し、より具体的なソフトウェア管理の手法の普及を推進していきたいと考えています。
今後とも当協会の活動にご理解ご協力のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。
アンケートの内容
- マニュアルの内容について
- 参考にして管理を行ったかどうか
- 管理を行ったならばその際に参考になったかどうか
- 不明点はなかったかどうか
- 管理を行っての問題点、行ったことで得られたメリット
- 年度を選択
- 2000(平成12)年度(3件)
- 2001(平成13)年度(5件)
- 2002(平成14)年度(9件)
- 2003(平成15)年度(11件)
- 2004(平成16)年度(15件)
- 2005(平成17)年度(14件)
- 2006(平成18)年度(14件)
- 2007(平成19)年度(42件)
- 2008(平成20)年度(37件)
- 2009(平成21)年度(34件)
- 2010(平成22)年度(29件)
- 2011(平成23)年度(19件)
- 2012(平成24)年度(28件)
- 2013(平成25)年度(28件)
- 2014(平成26)年度(32件)
- 2015(平成27)年度(29件)
- 2016(平成28)年度(14件)
- 2017(平成29)年度(6件)
- 2018(平成30)年度(9件)
- 2019(令和元)年度(12件)
- 2020(令和2)年度(9件)
- 2021(令和3)年度(8件)
- 2022(令和4)年度(17件)
- 2023(令和5)年度(7件)
- 2024(令和6)年度(2件)