2013年05月23日

著作権侵害対策支援の状況について

こんにちは。ACCS広報担当です。

昨日、「平成24年度下半期の著作権侵害対策支援の状況について」というニュースリリースを行いました。
ACCSは、著作権侵害のない社会の実現のために、さまざまな広報活動を行っていますが、そのひとつとして、ACCS会員が被害を受けた著作権侵害事件について刑事摘発がなされた際に、ひろく著作権侵害の実態を知っていただき、類似の事件の発生防止につながるよう事件についてのニュースリリースを行っています。

ACCSの活動全体については年に1度、「ACCS活動報告」を取りまとめて発表していますが、著作権侵害対策支援については平成23年度分より個別にも発表しています。

内容について詳しくはリリースをお読みいただきたいのですが、著作権の侵害形態や被害を受けた著作物のジャンルごとに事件件数を表にまとめています。
このようにすることで、著作権侵害の現状について見えてくるものがある反面で、逆に見えにくくなっていることがあります。

それは、表中「○件」とひとくくりにしている著作権侵害事件の1件1件ごとに、自分たちのソフトウェアやコンテンツが著作権侵害の被害にあって困っている著作権者がいる、ということです。
今回のリリースは性質上仕方ないのですが、さまざまな広報をつうじて広く世の中の方々に「ソフトウェアやコンテンツの向こうには、作り手がいる」ということを伝えていきたいです。
このことが常識になれば、きっと著作権侵害も少なくなると思います。

(参考)平成24年度下半期の著作権侵害対策支援の状況について

 

カテゴリー:
2013(平成25)年度

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