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よくある質問

ファイル共有ソフトとは?

ファイル共有ソフトとは、インターネット上で不特定多数のユーザーとファイルのやりとりをするためのソフトウェアで、WinnyやShareなどがあります。ファイル共有ソフトを介して、音楽、映像、ゲームソフトなどの著作物が無断で送受信やりとりされており、大きな問題となっています。

以前は、ファイル「交換」ソフトと呼ばれていましたが、最近はその機能から、ファイル「共有」ソフトと呼ばれることが多くなっています。

ファイル共有ソフトとは

「匿名性が高く、送信者は特定できない」って本当?

現在、送信者が保持するファイル名や、IPアドレス、接続時刻などが検索・保存できる技術が開発されており、著作者、著作権団体、捜査機関などでも積極的に活用しています。これらの情報から、最終的に送信者にたどり着くことができます。すでにファイル共有ソフトに匿名性はありません。

著作権を侵害するとどうなるの?

刑事事件となった場合は、その捜査の過程で、家宅捜索、証拠品の押収なども行われます。著作権侵害の罰則は、10年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金又はこれらの両方です。

また、刑事罰だけでなく、著作者(又は著作権者)から、損害の賠償やアップロードしたファイルの削除など民事的な請求を受けることもあります。

法律について

実際に逮捕された人はいるの?

ファイル共有ソフトを使用した著作権侵害では、多くのユーザーが摘発されています。この他にも、ファイル共有ソフトを通じて著作物をアップロードしていたことに対して、損害賠償を求められたケースなどもあります。

摘発事例については以下をご覧ください。

ACCSの対策>刑事事件

適法な使用もできるのでは?

現状のWinnyやShareは、適法な利用ができないしくみとなっています。

自分で撮った写真や作詞作曲した楽曲などを世間に広めるために使えるとして、ファイル共有ソフトの利用を正当化する意見がありますが、「ファイル共有ソフト利用実態調査」によると、このような実態はほとんどありません。

ACCSの対策>刑事事件

誰の不利益になるの?

ファイル共有ソフトで著作権侵害が行われると、著作者(または著作権者)は何の対価も得られません。

正規ビジネスに悪影響を及ぼし、コストの回収ができなくなるため、結果、新しい著作物が創作できなくなってしまいます。これは著作者にとっての問題であるだけでなく、ユーザーである皆さんが新しいコンテンツに出会う機会を奪うことになりかねません。

ACCSの対策>刑事事件

情報漏えいの問題って?

ファイル共有ソフトネットワークでは、コンピュータウイルスをはじめとする危険なファイルが数多く流通しています。

危険なファイルは人気のあるコンテンツであるかのように巧妙に装っており、このファイルをダウンロードし、実行することで、ユーザーのパソコン内の個人情報がネットワーク上に流通したり、また、大事なファイルを破壊されてしまう危険性があります。

ウイルス・情報漏えい

実際にどのような被害があるの?

ACCSなどが毎年行っている「ファイル共有ソフトの利用実態調査」では、多くのユーザーが、様々な著作物を、無許諾でやりとりしていることが明らかになっています。

ファイル共有ソフトに関する調査報告

著作権侵害者への対策は?

ACCSは、主なファイル共有ソフトネットワークを常時監視し、会員社に情報提供を行っています。また、会員社が行う著作権侵害に対する警告、発信者情報開示請求、刑事告訴等を支援しています。

ACCSの対策


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