建築用CADソフトの海賊版を販売、男性を再逮捕
2025年2月5日
福井県警察(福井署、生活環境課)は、2025年2月5日、権利者に無断で複製したソフトウェアを販売していた兵庫県の建設業の男性(46歳)を、著作権法違反(みなし侵害)の疑いで再逮捕しました。 男性は、2024年3月及び2025年1月、福井コンピュータアーキテクト(株)が著作権を有する「ARCHITREND ZERO Ver.8」「ARCHITREND ZERO Ver.10」がそれぞれ無断複製されたUSB等を東京都の購入者2名に対し、代金合計148万円で販売した疑いにより、本年1月16日に逮捕され、本日再逮捕されたものです。 【福井コンピュータホールディングス(株)のコメント】 日本国内においては、ビジネスソフトの海賊版流通そのものは総じて減少傾向にあるものの、本件のように、いまだに海賊版ソフトウェアが流通してしまっている現状が確認されています。海賊版ソフトウェアの作成・販売は著作権侵害行為となりますが、海賊版であることを知って入手し業務で使うこともまた著作権侵害となります。 日本国内におけるビジネスソフトの不正コピーや不正使用は、著作権意識が向上し、また技術的対策が進んだ結果、全体としては減少傾向にありますが、改めて、海賊版ソフトを作成・販売をしないことはもちろんのこと、購入・使用をしないようお願いいたします。
端緒 | ACCSが実態調査を行って同署への情報提供を行い、福井県警の捜査により男性の犯行が発覚した。 |
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販売方法 | 警察によると、男性は、国外の海賊版販売サイトから、海賊版と不正なドングル(ソフトウェアを起動するための不正なハードウェアキー)を入手し、これらから海賊版を作成して販売していたものと見られるとのことである。 |
売上・期間 | 警察によると、逮捕されるまでの約5年間、海賊版販売を行っていたものと見られる。 |
価格 | 「ARCHITREND ZERO Ver.8」のフルオプションでの参考価格は805万円、同様に「ARCHITREND ZERO Ver.10」は875万円である。 |
家宅捜索 | 関係先の捜索においてパソコンや海賊版ソフトウェア等が発見、押収された。 |
鑑定・告訴 | 福井コンピュータアーキテクト(株)(福井コンピュータホールディングス(株)) |
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