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著作権侵害事件

以前に海賊版販売も、ソフトを無断アップロードした男性を送致

平成27年11月24日

 熊本県警サイバー犯罪対策課と玉名署は、平成27年11月18日、オンラインストレージサーバーに地図ソフトのデータを記録・蔵置していた福岡県北九州市の無職男性(43歳)を、著作権法違反(複製権侵害)の疑いで逮捕し、19日、熊本地検に送致しました。
 男性は、平成27年1月30日ころ、 (株)ゼンリンが著作権を有する「ゼンリン電子地図帳Zi17 DVD全国版」をサーバーコンピュータに蔵置して複製し、著作権(複製権)を侵害した疑いが持たれています。

端緒 熊本県警の捜査員がサイバーパトロールにより発見、ACCSを通じて著作権者に連絡した。
販売方法 男性は、オークションの出品画面で、商品のやり取りを「取引ナビ」でのみ行うことを説明し、落札者には、ファイルのオンラインストレージサービス上のURLを伝え、ソフトウェアをダウンロードさせていた。
売上 警察によると、男性は本件同様の犯行で約600万円を売り上げていたものと見られる。
販売価格 「ゼンリン電子地図帳Zi17 DVD全国版」の参考価格は14,000円(税抜)。
特記事項 ACCS会員からの情報によると、男性は本年1月、インターネットオークションを通じてACCS会員のビジネスソフトの海賊版を販売していた著作権法違反容疑で大阪府警に摘発されていた。ACCSの調べでは、男性は摘発直後から本件犯行を繰り返していたものと見られる。
鑑定・告訴 (株)ゼンリン

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