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著作権侵害事件

ビジネスソフトの海賊版販売、中国籍の夫婦を送致

平成26年11月12日

 滋賀県警生活環境課、組織犯罪対策課と守山署は、平成26年11月10日、インターネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製されたコンピュータソフトを販売していた京都市南区に住む30歳男性及び33歳女性の中国籍の無職夫婦を、著作権法違反(海賊版の頒布)の疑いで逮捕し、11日、大津地検に送致しました。
 夫婦は、平成26年6月5日から同年7月2日までの間、前後8回にわたり、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Office Professional Plus 2013(日本語版)(32bit版)(Microsoft Open Licenseプログラム)」が複製されたDVD-ROM等8枚を、大阪府の男性ほか7名に対し、代金合計17,631円で販売していました。

端緒 滋賀県警の捜査員がサイバーパトロールで発見し、ACCSを通じて著作権者に連絡した。
家宅捜索 逮捕同日に行われた居宅等の捜索で、パソコン、デュプリケーター(複製専用機器)、ラベルプリンター、ラッピングマシン、DVD-Rメディア1,000枚等が押収された。
販売の特徴 警察によると、夫婦は中国から海賊版や海賊版の製造資材を仕入れ、当初は輸入した海賊版を、その後は自ら海賊版を作成して、インターネットオークションを通じて販売していた。
期間 警察によると、本年1月から逮捕されるまでの間、海賊版販売により約500万円を売り上げていたものと見られる。
供述 夫婦は「生活費のため海賊版を販売していた」などと概ね容疑を認めている。
鑑定・告訴 マイクロソフトコーポレーション(日本マイクロソフト(株))

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