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著作権侵害事件

ShareでPSPゲームソフトを違法アップロード、男性を送致

平成25年10月9日

 島根県警生活環境課と松江署は、平成25年10月4日、ファイル共有ソフト「Share」を通じてPSP用ゲームソフトを権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしていた大阪府豊中市の無職男性(29歳)を、著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで逮捕し、6日、松江地検に送致しました。
 男性は、平成25年8月14日ころから同月22日ころまでの間、前後4回にわたり、いずれもPSP用ゲームソフトである(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントが著作権を有する「勇者のくせになまいきだ:3D」、(株)カプコンが著作権を有する「モンスターハンターポータブル3rd」、(株)バンダイナムコゲームスが著作権を有する「テイルズオブディスティニー2」、(株)スクウェア・エニックスが著作権を有する「ファイナルファンタジータクティクス獅子戦争」をファイル共有ソフト「Share」を通じて権利者に無断でアップロードして不特定多数のインターネットユーザーに対して送信できるようにし、著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが持たれています。

端緒 島根県警の捜査員がサイバーパトロールで発見し、ACCSを通じて、著作権者に連絡した。
供述 男性は容疑を認めている。
特記事項 男性により、(株)コーエーテクモゲームスが著作権を有するPSP用ゲームソフト「信長の野望・天翔記」もファイル共有ソフト「Share」を通じて無断アップロードされていた事実が明らかになったことから、著作権者が告訴した【10/21追記】
鑑定・告訴 (株)ソニー・コンピュータエンタテインメント、(株)カプコン、(株)バンダイナムコゲームス、(株)スクウェア・エニックス、(株)コーエーテクモゲームス(コーエーテクモホールディングス(株))【10/21追記】

 ACCSは、ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)が実施する啓発メールの送付活動に参加しており、ファイル共有ソフトのネットワークに著作権を侵害するコンテンツを公開している個々のユーザーに対しても、ファイルを削除するよう求める活動を行っています。

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