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著作権侵害事件

WinMXを通じたゲームの違法アップロード、3名逮捕

平成24年10月16日

 福岡県警サイバー犯罪対策課と、うきは署、朝倉署、小郡署は、平成24年10月15日、ファイル共有ソフト「WinMX」を通じて、ゲームソフトを権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしていた男性3名を著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで逮捕しました。

 男性らは、それぞれ、平成24年7月14日から同年8月1日までの間、下記各著作権者が著作権を有する著作物を、ファイル共有ソフト「WinMX」を通じて権利者に無断でアップロードして不特定多数のインターネットユーザーに対して送信できるようにし、著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが持たれています。
 警察の調べによると、男性らは、それぞれ容疑を認めており、いずれも「ダウンロードしやすくするためアップロードしていた」などと供述し、ゲームソフトなど約1,500ファイルを送信可能化していたものとして、捜査をしているとのことです。

 [事件1]
被疑者 東京都渋谷区 会社員男性(41歳)
ソフトの種類 携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズ
著作物 任天堂(株)が著作権を有する「さわるメイドインワリオ」ほか18タイトル、(株)コーエーテクモゲームスが著作権を有する「タッチde楽勝!パチスロ宣言 リオデカーニバル」ほか1タイトル
鑑定・告訴 任天堂(株)、(株)コーエーテクモゲームス(コーエーテクモホールディングス(株))
 [事件2]
被疑者 静岡県磐田市 アルバイト男性(32歳)
ソフトの種類 携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズ
著作物 任天堂(株)が著作権を有する「アナザーコード 2つの記憶」ほか21タイトル
鑑定・告訴 任天堂(株)
 [事件3]
被疑者 広島市南区 会社員男性(25歳)
ソフトの種類 携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」シリーズ
著作物 任天堂(株)が著作権を有する「F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE」ほか9タイトル、(株)カプコンが著作権を有する「ロックマンエグゼ」ほか3タイトル、(株)コーエーテクモゲームスが著作権を有する「信長の野望」、(株) バンダイナムコゲームスが著作権を有する「ミスタードリラー2」ほか4タイトル
鑑定・告訴 任天堂(株)、(株)カプコン、(株)コーエーテクモゲームス(コーエーテクモホールディングス(株))、(株) バンダイナムコゲームス

ACCSは、ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)が実施する啓発メールの送付活動に参加しており、ファイル共有ソフトのネットワークに著作権を侵害するコンテンツを公開している個々のユーザーに対しても、ファイルを削除するよう求める活動を行っています。

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