有罪確定後から海賊版ソフト販売を再開、男性を送致
平成23年10月11日
留萌署は、北海道警本部サイバー犯罪対策室、旭川方面本部生活安全課の応援を得て、平成23年10月6日、インターネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製された3Dグラフィックソフトを販売していた栃木県小山市の自営業男性(55歳)を、著作権法違反(海賊版頒布)の疑いで逮捕し、7日、旭川地検に送致しました。
男性は、平成23年7月28日から9月12日までの間、TLM, Inc. dba Robert McNeel & Associates(ティーエルエムインク、ディービーエー ロバートマクニール アンド アソシエイツ) が著作権を有し、(株)アプリクラフトが日本国内において独占的販売を行っている3Dグラフィックソフト「Rhinoceros 4.0」が複製されたDVD-Rを、東京都の男性と札幌市の男性に対し、各約5,000円で販売していました。
販売の特徴 | 警察の調べによると、海賊版販売の取引に他人名義の銀行口座を使用していた。 |
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販売価格 | 「Rhinoceros 4.0」の希望小売価格は、180,000円(税別)。 |
売り上げ・期間 | 警察の調べによると、男性は著作権侵害事件で有罪が確定した後の平成21年3月から海賊版販売を再開し、逮捕されるまで少なくとも1,000件以上の海賊版販売を行い、約1,150万円を売り上げていたものとみられている。 | 供述 | 警察の調べによると、男性は、海賊版を作成するための「マスター」ソフトには、ファイル共有ソフトを通じて入手したソフトを利用していたことを供述している。 | 家宅捜索 | 逮捕に先立ち行われた男性宅の家宅捜索では、パソコン、海賊版と見られるDVD-Rなどが押収された。 | 動機 | 警察の調べによると、男性は生活費のため海賊版販売を行っていたと供述している。 | 特記事項 | 男性は、ビジネスソフトの海賊版を販売していたとして福岡県警に著作権法違反で逮捕、起訴され、平成21年1月6日、懲役1年6月(執行猶予3年)、罰金20万円の判決が言い渡されていた。当該事件のニュースリリースは>こちら |
鑑定・告訴 | TLM, Inc. dba Robert McNeel & Associates(ティーエルエムインク、ディービーエー ロバートマクニール アンド アソシエイツ)((株)アプリクラフト) |
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