Shareに放送直後のアニメをアップロード、無職男性を逮捕
平成22年10月28日
千葉県警生活経済課サイバー犯罪対策室と千葉東署は、平成22年10月27日、ファイル共有ソフト「Share」(シェア)を通じて、テレビ放送されたアニメーションを権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしていた、愛知県愛西市の無職男性(37歳)を、著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで逮捕し、28日、千葉地検に送致しました。
男性は、平成22年6月28日ごろから同年7月18日ごろまでの間、東映アニメーション(株)が著作権を有するアニメーション「TVシリーズ『ハートキャッチプリキュア』」第20~23話の各4話をそれぞれ、ファイル共有ソフト「Share」を通じて権利者に無断でアップロードして不特定多数のインターネットユーザーに対して送信できるようにし、著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが持たれています。
特徴 | 男性は、アニメーションがテレビで放送された直後から、CMをカットするなどの編集を行い、Shareを通じてアップロードをしていた。 |
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期間 | 警察の調べによると、男性は平成21年の春頃からアップロードを始めたことを供述している。 |
端緒 | 平成22年10月、千葉県警の捜査員がサイバーパトロールで発見し、ACCSを通じて著作権者に連絡した。 | 家宅捜索 | 逮捕同日に行われた男性宅の家宅捜索では、パソコン1台、サーバー1台、地上デジタルチューナー1台、テレビ放送番組をコピーしたDVD-R 約200枚などが押収された。 |
供述 | 警察の調べによると、男性は「地上デジタルチューナーを購入したことをきっかけにキャプチャした映像をみんなにあげたかった」と供述している。 |
鑑定及び告訴 | 東映アニメーション(株) |
ACCSは、ファイル共有ソフトを悪用した著作権侵害対策協議会(CCIF)が実施する啓発メールの送付活動に参加しており、ファイル共有ソフトのネットワークに著作権を侵害するコンテンツを公開している個々のユーザーに対しても、ファイルを削除するよう求める活動を行っています。
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