ニンテンドーDSの海賊版販売の3人を逮捕
平成20年11月13日
京都府警生活経済課ハイテク犯罪対策室と南署、山科署は平成20年11月13日、権利者に無断で複製したゲームソフトを販売していた大阪府寝屋川市の職業不詳男性A(37歳)、同市の有限会社代表取締役の女性B(58歳)、同市の職業不詳男性C(21歳)の3人を、著作権法違反の疑いで逮捕しました。
男性らは、自らが運営するホームページにおいて、平成20年7月26日、京都市の男性に対し、任天堂(株)が著作権を有する「マリオパーティDS」など計5タイトルのゲームデータを無断で複製したmicroSDカード1枚を、郵送で販売していました。
販売の特徴 | 男性らは、5タイトルのゲームソフトデータを無断で複製したmicroSDカードを、ゲームソフトを稼動させるために必要となる「マジコン」と呼ばれる機器とセットで、10,980円で販売していた。 |
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男性らは、自らが運営するホームページ「DSGAMEJP」に「DSゲームはダウンロードする時代」、「全てのゲームが0~500円」などと明記した上で、ニンテンドーDS用ゲームソフトを大量に無許諾でアップロードし、ユーザーに有償でダウンロードさせる仕組みを構築。 併せて、ニンテンドーDS用のマジコンの一種である「R4」も販売していた。 | |
正規品のニンテンドーDS用ゲームソフトの平均小売単価は、3,200円。 | |
端緒 | 京都府警の捜査員がサイバーパトロールで「DSGAMEJP」を発見した。 |
特記事項 | 「マジコン」とは、ゲームソフト等に付加されている著作権保護を目的とした技術を回避する機能を持つ機器の一般名称。 ニンテンドーDSに関しては、多種の「マジコン」が流通している。 |
任天堂(株)とソフトメーカー54社は、「マジコン」を輸入・販売している数社に対し、不正競争防止法に基づき、差し止め等を求める訴訟を平成20年7月29日、東京地裁に提起している。 | |
鑑定及び告訴会社 | 任天堂(株) |
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