大阪日本橋、海賊版販売の露天商を摘発
平成20年2月13日
大阪府警浪速署、大淀署は平成20年2月11日、大阪・日本橋の電気街(通称・でんでんタウン)で権利者に無断で複製したコンピュータソフトウェアを露天販売していたとして、自称石川県加賀市の露天商男性A(58歳)、自称大阪市の露天商手伝い女性B(49歳)を著作権法違反の疑いで現行犯逮捕し、13日、大阪地検に送致しました。
2人は11日、「でんでんタウン」路上において、(株)ゼンリンが著作権を有する「ゼンリン電子地図帳 Zi version 10 DVD全国版」を無断で複製したDVD+R DL 3枚1組を販売する目的で所持していました。
販売の特徴 | 2人は、「でんでんタウン」の路上で、海賊版ビジネスソフトのタイトルなどを記載したチラシを通行人などに配布して顧客を集めていた。注文を受けると、近くに駐車した車まで案内し、販売を行っていた。 |
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販売価格 | 海賊版1枚あたりの販売価格は、3,000~15,000円。 |
捜索 | 逮捕当日には、近くに駐車した車の捜索が行われ、約800枚の海賊版CD-RやDVD-Rが押収された。 (押収物の写真はコチラ) |
特記事項 | 浪速署では、平成17年12月23日、「でんでんタウン」の路上にて、男性Aが所持していた海賊版を押収。 押収された海賊版には、アドビ システムズ インコーポレーティッド(アドビシステムズ(株))、オートデスクインク(オートデスク(株))、(株)ジャストシステム、(株)ゼンリン、マイクロソフトコーポレーション(マイクロソフト(株))、メガソフト(株)、(株)モリサワが、それぞれ著作権を有するソフトウェアの海賊版が含まれていたことから、平成18年に各社が告訴状を提出した。 これを受けた浪速署が捜査を開始し、今回の摘発に至った。 |
処分結果 | 男性A:懲役2年(執行猶予4年)・罰金100万円/(平成20年4月30日) 女性B:罰金30万円/(平成20年4月30日) |
鑑定及び告訴 | アドビ システムズ インコーポレーティッド(アドビシステムズ(株))、 オートデスクインク(オートデスク(株))、(株)ジャストシステム、(株)ゼンリン、 マイクロソフトコーポレーション(マイクロソフト(株))、 メガソフト(株)、(株)モリサワ |
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