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著作権侵害事件

ヤフオクで複数のIDを使い海賊版販売、男性を逮捕

平成18年11月17日

警視庁池袋署は本部生活経済課の応援を得て、平成18年11月15日、インターネットオークションサイト「ヤフーオークション」を悪用し、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた高知県須崎市の無職男性(46歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕し、17日に東京地検に送致しました。

男性は、平成18年8月3日ごろ、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Office Professional 2003」を無断で複製したCD-R1枚を、豊島区の男性に対し、2,800円で宅配便を使って販売していました。

販売の特徴 男性はヤフーオークションで複数のIDを利用し、海賊版出品を繰り返していた。
売上・期間 警察の調べによると、男性は1年5ヵ月ほど前から海賊版を販売しており、多い日には、一日10~15件ほどの注文を受けていたことを供述している。
端緒 池袋署の署員がサイバーパトロール中に男性の出品を発見した。
家宅捜索 逮捕同日に行われた男性宅の家宅捜索では、海賊版と見られるCD-R160枚、パソコン2台のほか、海賊版が入った発送前の封筒14通などが押収されている。
動機 警察の調べによると、男性は生活費を稼ぐために海賊版を販売していたことを供述している。
ACCSへの情報提供・
削除要請
ACCSには、平成18年5月から10月までの5ヵ月の間に、一般の方より約30件の情報が寄せられていた。
また、5月には、ACCSの会員から、男性の出品に対する44件の情報が寄せられ、これを受けたACCSがヤフーに要請し、男性の出品を削除していた。
鑑定及び告訴会社 マイクロソフトコーポレーション(マイクロソフト㈱)

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