自作のホームページで海賊版を販売、アルバイト男性を逮捕
平成18年9月26日
京都府警生活経済課と木津署は平成18年9月26日、自らが運営するホームページを通じて、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた杉並区のアルバイト男性(30歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕しました。
男性は、平成18年8月中旬ごろ、アドビ システムズ インコーポレーティッドが著作権を有するコンピュータソフト「Adobe Creative Suite 2 Premium」を無断で複製したCD-R4枚セットを、京都市の男性に対し、宅配便を利用し、3,000円で販売していました。
販売の特徴 | 男性は、自らが運営するホームページ「Low-Price SOFT-WARE」を通じ、海賊版を販売していた。 |
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男性はページの中で、「オリジナルソフトですのでユーザー登録は出来ませんが、その他は正規品同様、問題なく使用できます。」と商品が正規品でないことを示していた。 | |
販売価格 | 男性が逮捕時にホームページ上で販売していたソフトの価格は、全て送料込みの2,000円で、8,000~188,000円の正規品価格も同時に表示し、自らの販売する海賊版が安価であることを強調していた。 |
売上・期間 | 警察の調べによると、男性は平成18年3月から平成18年9月の約半年間で、約130人に海賊版ソフトを販売し、約70万円を売り上げたとして、捜査を進めている。 |
端緒 | 京都府警の署員がサイバーパトロール中にホームページを発見し、事件が発覚した。 |
家宅捜索 | 逮捕同日には、男性宅の家宅捜索が行われ、CD-R約50枚、パソコン1台などが押収されている。 |
動機 | 警察の調べによると、男性は生活費のために海賊版販売を行っていたことを供述している。 |
鑑定及び告訴会社 | アドビ システムズ インコーポレーティッド(アドビシステムズ(株)) マイクロソフトコーポレーション(マイクロソフト(株)) |
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