ニンテンドーDSの海賊版販売、全国初の摘発
平成18年9月15日
警視庁生活経済課と練馬署は平成18年9月14日、権利者に無断で複製した携帯型ゲーム機ニンテンドーDS用のゲームソフトを販売する目的で所持していた練馬区の会社員男性(45歳)を、著作権法違反の疑いで逮捕しました。
逮捕同日に行われた男性宅の家宅捜索で男性は、任天堂(株)が著作権を有するスーパーマリオ64DSなどのゲームデータが入ったDVD-R2枚を、販売する目的で所持していました。
販売の特徴 | 男性は、自らが運営するホームページを通じて、ゲームソフトを販売していた。 |
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販売価格 | 男性は、ホームページの中で、25~37タイトルのゲームソフトの入ったCD-Rを3,800円で販売し、「製品版ソフト約1本分の出費でこんなにもたくさんのソフトがプレイできます」と紹介していた。 |
また、男性は「フルセット」の名目で、ニンテンドーDSに対応するゲームソフト211タイトルが入ったDVD-Rを、16,800円で販売していた。 | |
正規品ソフトの価格は、1タイトルにつき、2,800円~4,800円程度。 | |
家宅捜索 | ホームページで紹介されていたDVD-Rの他にも、最新版のゲームソフトを複製したDVD-Rも押収されている。 |
端緒 | 一般の方から任天堂へ、男性が運営するホームページの情報提供があり、侵害を確認した任天堂の担当者がACCSに相談した。 |
特記事項 | ニンテンドーDSの国内販売台数は、平成18年7月末(発売から約20カ月)で1,000万台を突破、世界出荷台数は2,172万台に上る。 |
鑑定及び告訴会社 | 任天堂(株) |
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