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著作権侵害事件

新宿東口、路上での海賊版販売で3名を逮捕

2004年11月25日

被疑者 無職男性A(38歳)
無職男性B(43歳)
無職男性C(60歳)
逮捕日 平成16年11月23日
捜査機関 警視庁四谷署
鑑定および告訴会社 アドビシステムズ(株)(アドビ システムズ インコーポレーティッド)

東京・新宿東口地区の路上において、グラフィックソフトなどパソコンソフトの海賊版CD-Rを販売していた3人が逮捕された事件。逮捕時に行われた捜索では、海賊版CD-R約500枚と、看板、チラシなどが押収されました。

AとCは平成16年11月1日、BとCは平成16年11月9日、それぞれ路上において、著作権者の許諾を得ずに複製したものであることを知りながら、「Adobe Photoshop7.0日本語版」の複製CD-R1枚を7,000円で販売頒布しました。

さらにAとCは平成16年11月23日、「Adobe Photoshop5.0日本語版」「Adobe Photoshop6.0日本語版アップグレード」「Adobe Photoshop7.0日本語版」の複製CD-R1枚と「Adobe Illustrator10 日本語版」の複製CD-R1枚を、計1万4,000円で販売頒布しました。

ACCSの調べによると、AとBの2人は路上の2カ所で、「激安中古ビジネスソフトFor Windows& Macintosh」と題したビジネスソフトのタイトルや価格を記載したチラシを配布して顧客を集め、注文を受けると、別の場所で保管を担当していたCに携帯電話などで連絡を取ってCD-Rに複製した海賊版ソフトを持参させるなどして、海賊版販売を行っていました。

配布していたチラシには百数十タイトルのパソコンソフトが記載され、「メーカー希望価額」「中古価額」と題された価格が並記されており、標準価格の合計は約5,000万円に上る一方、海賊版は標準価格の数パーセントから数十パーセントで販売されていました。また、午後1時から同7時までサポート電話を受け付けることを明記していました。

ACCSの実態調査では、男性らは約半年前から営業していました。

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