「ガンダム」などの海賊版アニメDVDをネットで販売
2004年7月8日
| 被疑者 | 東京都豊島区の中国人男性3名 |
|---|---|
| 逮捕日 | 平成16年7月7日 |
| 捜査機関 | 警視庁生活安全特別捜査隊、荻窪署 |
| 鑑定および告訴会社 | （株）サンライズ |
逮捕された中国人男性らは、「ヤフーオークション」などのオークションサイトで海賊版を出品していたほか、リンクなどを通じて自ら開設したWebサイトに誘導して、直接メールで注文を受け付けていました。
中国人男性らは、「機動戦士ガンダム」シリーズ5作品の海賊版DVD計67枚を、平成15年12月30日頃から平成16年2月26日頃までの間13回に渡り、千葉県に住む男性ら6名に対し、合計11万8,000円で販売していました。逮捕日に行われた捜索では、「機動戦士ガンダムSEED」をはじめ日本を代表するアニメーションの海賊版DVDの「在庫」が400セット以上とパソコン、携帯電話などが押収されました。
「機動戦士ガンダムSEED」の正規品が13枚で78,000円なのに対し、海賊版は6枚セット1万円など極めて安価で販売されており、男性らは、これまでに海賊版DVDの販売によって、数千万円を売り上げていたとみられています。
販売されていた海賊版DVDは、日本語の音声に英語と中国語の字幕が付けられていること、パッケージの作りや印刷された業者名などから、香港で違法に複製、製造されたものが、国内に持ち込まれたものとみられています。
ACCSでは男性らに対して、同年2月に「通知書」を電子メールで送付して警告していましたが、海賊版DVDの販売を継続していました。ACCSでは今後も、アニメーションやゲームソフトなど日本のコンテンツの海賊版に対して、継続して調査を行っていきます。
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