「ヤフーオークション」を悪用した海賊版販売を摘発
2004年6月29日
| 被疑者 | 茨城県神栖町 会社員男性（34歳） |
|---|---|
| 逮捕日 | 平成16年6月29日 |
| 捜査機関 | 群馬県警生活環境課・生活安全企画課、大間々署 |
| 鑑定および告訴会社 | アドビシステムズ（株）（アドビ システムズ インコーポレーティッド） （株）ペガシス |
男性は、平成15年9月中旬から10月下旬までの間、CD-Rに複製した海賊版のグラフィックソフトなどを「ヤフーオークション」に出品し、落札した関東地方の7人などに対して、CD-R1枚当たり2,500～3,800円で郵送販売していました。男性は、全国の約90人に対して海賊版ソフトを販売し、約30万円を売り上げていました。代金は本人名義の銀行口座に振り込ませており、儲けは小遣いとして使っていました。
群馬県警が、男性による海賊版ソフトの販売をサイバーパトロールで発見したのが事件の端緒となり、同署では、男性宅の家宅捜索を行って、パソコン1台、CD-R約50枚などを押収して捜査を進めていました。
ACCSでは、独自調査によって、男性が「ヤフーオークション」へ海賊版と疑われるソフトの出品を行っていることを確認していたため、平成15年10月下旬ごろ、著作権についての注意を促す通知を、男性に対して電子メールで送付していました。
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