悪質な便乗商品を販売、不正競争防止法違反で有罪判決
2022年12月16日
名古屋地方裁判所は2022年12月16日、「鬼滅の刃」のキャラクターが着用する羽織・着物の柄(商品等表示)を用いて消費者に正規ライセンス商品との誤認混同を生じさせる「便乗商品」を販売するなどして、不正競争防止法違反の容疑で逮捕・起訴されていた法人及びその代表男性に対し、有罪判決(法人に対し罰金500万円、男性に対し懲役2年、執行猶予5年、罰金300万円)を言い渡しました。 著作権や商標権を侵害する海賊版や偽造品の販売のみならず、他人の商品等表示を用いた不正競争に該当する「便乗商品」の販売についても有罪判決が言い渡されたことは、コンテンツの適正利用と消費者保護の観点からも大きな意義があったものと考えられます。 ACCSは、今後も著作権のみならず知的財産権に係わる普及活動を積極的に実施して参ります。 【2023年7月11日追記】 名古屋高等裁判所は2023年7月10日、上記判決を維持し、被告人側による本事件の控訴を棄却する判決を言い渡しました。
- 年度を選択
- 2000(平成12)年度(3件)
- 2001(平成13)年度(5件)
- 2002(平成14)年度(9件)
- 2003(平成15)年度(11件)
- 2004(平成16)年度(15件)
- 2005(平成17)年度(14件)
- 2006(平成18)年度(14件)
- 2007(平成19)年度(42件)
- 2008(平成20)年度(37件)
- 2009(平成21)年度(34件)
- 2010(平成22)年度(29件)
- 2011(平成23)年度(19件)
- 2012(平成24)年度(28件)
- 2013(平成25)年度(28件)
- 2014(平成26)年度(32件)
- 2015(平成27)年度(29件)
- 2016(平成28)年度(14件)
- 2017(平成29)年度(6件)
- 2018(平成30)年度(9件)
- 2019(令和元)年度(12件)
- 2020(令和2)年度(9件)
- 2021(令和3)年度(8件)
- 2022(令和4)年度(17件)
- 2023(令和5)年度(7件)
- 2024(令和6)年度(2件)