パチンコ・パチスロでの音楽上映・演奏使用料に関する合意について
平成29年1月10日
平成28年12月1日、日本遊技機工業組合(日工組)、日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)及び一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)との間で、パチンコホールにおいてパチンコ・パチスロ(遊技機)を利用してJASRACの管理する音楽(JASRAC管理楽曲)を上映・演奏(上映等)することに関する許諾手続き並びに使用料に関して合意いたしました。これにより、平成29年1月1日よりJASRACによる管理が開始されています。 これまで、JASRACは、パチンコホールに設置される遊技機について、JASRAC管理楽曲の上映等に関する許諾の手続きを整備していませんでした。その一方で、遊技機メーカーは、遊技機に楽曲を複製する際に、音楽権利者(作詞・作曲家、音楽出版社)に対して、当該遊技機がパチンコホールに設置され、使用されるものであることを十分に説明し、音楽権利者と合意した使用料を支払ってきました。今般のJASRACによる手続きの整備により、遊技機に対する楽曲の上映等利用許諾も明確になりました。 パチンコホールで、顧客が遊技機を遊技することによって、当該遊技機に複製された楽曲が再生されることについては、著作権法上の上映等にあたります。本来、この楽曲の上映等利用については、遊技機を設置し、営業上の利用に供しているパチンコホールが利用主体であり、音楽権利者から利用許諾を得る必要があります。しかしながら、パチンコホールにおいては設置している遊技機にどのように楽曲が使用されているか判然としないこと、遊技機の入れ替えが頻繁に行われることなどの理由から、JASRAC管理楽曲の利用状況を把握することが困難であるとして、ホール団体である全日本遊技事業協同組合連合会は、日工組と日電協に対して、上映等利用に関しても遊技機メーカーで権利処理してほしい旨要請し、これを受けた日工組と日電協はACCSと共にJASRACとの協議を進め、今回の合意にいたったものです。 ■JASRACにおける手続き(パチンコ、パチスロ店での遊技機を用いた上映、演奏) http://www.jasrac.or.jp/info/play/pachinko.html
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