日本複製権センター主催の著作権セミナーに久保田専務理事が登壇
平成27年7月22日更新
2015年7月14日、公益社団法人日本複製権センター(JRRC)主催の第7回著作権セミナーが有楽町朝日ホールで開催され、第3部のパネルディスカッションにACCSの久保田裕専務理事がパネリストとして登壇しました。
コーディネーターはJRRC理事の川瀬真氏、パネリストはほかに、文化庁長官官房著作権課著作権調査官・弁護士の小林左和氏、千代田化工建設株式会社 プロジェクト開発業務ユニット 知財・ライセンスセクション 上席専門長の工藤英彦氏が登壇されました。
パネルディスカッションは「企業における著作権教育」をテーマとし、国民の著作権意識の変化やデジタル・ネットワーク時代における企業での著作権の無断利用の危険性、権利者側のライセンシングシステムの整備や、企業における著作権教育の推進には何が必要か等について意見交換がなされました。
パネルディスカッションにおいて久保田専務理事は、ACCSでの著作権保護、普及啓発活動をふまえて、国民の著作権意識は20年前に比べると高まっているものの、依然としてインターネットを通じた著作権侵害は多く発生していると解説しました。また、大学での講演での経験を例に、著作権についての理解はまだ十分でないと思う、として著作権教育の重要性を説きました。最後に、著作権は文化のバロメータであるとして、文化の創造を守る著作権の重要性を指摘しました。
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