東京都三鷹市立南浦小学校で出張授業を実施
平成19年3月28日更新
東京都三鷹市立南浦小学校より要請を受け、平成20年6月13日、児童及びその保護者約600人を対象に、著作権・情報モラルに関する出張授業を行いました。これは、非行・犯罪被害防止教育として東京都教育委員会が実施しているセーフティ教室の一環として開催されたものです
授業は、低学年、高学年、保護者向けの3部構成で行いました。低学年には、個人情報の大切さについて、高学年には、携帯電話を使用する際に起こりやすいトラブルについて、保護者には、児童へ伝えた内容と情報を安全に取扱うために保護者が対応できることについてそれぞれ解説しました。
個人情報の取扱いについては、全校児童の名前が書かれた集合写真が、誰もが自由に見られる廊下ではなく校長室に飾られていることなどを例に個人情報の大切さについて説明し、携帯電話で撮影した友達の写真を、誰もが見られるWebサイトにアップロードすることや他人にメールで送ることの危険性などを伝えました。
自分の住所や電話番号などを知らない人から聞かれたら、保護者や先生に聞いてから答えるといった、個人情報に関する注意点を説明すると、「わかりました!」とたくさんの児童が大きく手を挙げてくれました。
また、著作権については、ゲームソフトやDVD・バッグなどのニセモノとホンモノを実際に紹介し、作品を創った人の気持ちを考えてもらいながら、著作権の説明とニセモノを買ってはいけないことを伝えました。
今回の出張授業では、身近なことを例にすることで、児童と保護者が自宅に帰ってからも著作権や情報モラルについて話し合える内容を提供することができたと考えています。
ACCSでは、今後も、児童・生徒、その保護者や教員に対して著作権・情報モラルを啓発する出張授業を積極的に実施してきます。
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