ゲームづくりから楽しく著作権を学ぶ ~第15回親と子の著作権教室を開催~
平成19年9月4日更新
平成19年8月23日、ACCS主催「第15回親と子の著作権教室~ゲームづくりから楽しく学ぼう!~」をACCS会員企業の(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント(港区南青山)で開催しました。
「親と子の著作権教室」は、小学高学年生とその保護者を対象に毎年行っており、(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントでの開催は今年で3回目となります。
教室は、(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントの人気ゲームソフト「サルゲッチュ」シリーズの制作に携わったディレクターによるゲームの制作過程の解説からスタートし、集まった子どもたちは、ゲームができるまでの過程を、料理のすすめ方や家を建てる時の手順に例えた分かりやすい説明に熱心に耳を傾けていました。
「クリエイタに聞いてみよう」では、デザイナー、プログラマ、プランナーのグループに分かれ、クリエイタが実際に制作で使用している機材を利用して子どもたち自身がマウスを動かし、「サルゲッチュ」シリーズのメインキャラクターであるピポサルのヘルメットに絵を描き込んだり、また、子どもたちが描き込んだピポサルをクリエイターがその場で動かしたり、とゲームが作られていく過程を体感していました。
小さなクリエイタたちは、ゲームクリエイタの説明や、実際に動く映像に歓声を上げ、楽しくゲームづくりを学んでいました。
後半には、ACCSスタッフが、小学生や著作権博士に扮した寸劇を上演。劇にはピポサルも登場し、自分が描いた絵が勝手に書き換えられ、ショックを受けるピポサルの姿を見た子どもたちは、「自分の創った作品を書き替えられたら嫌だ、ピポサルがかわいそう」と素直な気持ち述べていました。
保護者向け説明会では、(株)ソニー・コンピュータエンタテインメントの担当者より、ゲームとの付き合い方についてお話いただき、保護者の方の中には、メモを取られる方もいるなど、大変関心を持って聞いていただけました。
ACCSでは、保護者の方々にも直接著作権について知ってもらう機会である「親と子の著作権教室」を毎年開催していきます。
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