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著作権侵害事件

漫画雑誌の精巧な無断コピー品を販売目的所持、3名逮捕

2025年6月20日

 愛知県警察・新潟県警察(愛知県警本部生活経済課、天白署、千種署、瑞穂署、昭和署、新潟県警本部生活保安課、妙高署)は、権利者に無断で複製された漫画雑誌を頒布する目的で所持していた栃木県那須塩原市の男女3名を、著作権法違反(みなし侵害)の疑いで逮捕し、2025年6月20日、名古屋地検に送検しました。
 被疑者3名は、2025年6月18日、(株)集英社が編集著作物として著作権を有する漫画雑誌「週刊少年ジャンプ1997年第34号」の無断複製物を頒布目的で6冊を所持していました。

端緒 ACCSが実態調査を行って、その情報提供を受けた愛知県警の捜査により男女の関与が浮上した。
特徴 ACCSの調査では、今回の事件で発見された漫画雑誌、漫画コミックスや写真集購入特典冊子等の精巧な海賊版が、フリマサイトを中心に出品・流通していることを確認している。
鑑定・告訴 (株)集英社

 今回の事件に限らず、現代では、ビジネスソフト、ゲームソフトなどの海賊版ソフトウェアのみならず、キャラクターグッズや書籍などの実商品の無許諾コピー商品も一般人が容易に作成することが可能です。さらに、ネットオークションやフリマサイトを通じて容易に出品することができるため、一般の方がこれらのものを知らずに入手してしまうおそれがあります。
 皆様におかれましては、著作権のルールを改めて確認していただき、これらの製造や販売が著作権侵害行為であり許されないことをご理解いただくとともに、無許諾コピー商品を購入しないようお願い申し上げます。

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