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著作権侵害事件

プロダクトキーと海賊版をセット販売、男性を逮捕

平成30年11月12日

 北海道警サイバー犯罪対策課、旭川方面本部生活安全課と稚内署は、平成30年11月11日、インターネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製されたコンピュータソフトを販売するなどしていた札幌市手稲区の無職男性(61歳)を著作権法違反及び商標法違反の疑いで逮捕しました。
 男性は、平成29年12月から平成30年3月までの間、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Windows7 Professional 日本語版 SP1対応版」(32bit版)等が複製されたDVD-R及びUSBメモリ合計3点を、購入客3名に対し販売し、平成30年4月、上記著作物等が複製されたDVD-R合計6枚を販売目的で所持していました。

端緒 同署捜査員がサイバーパトロールで発見し発覚、ACCSを通じて権利者に連絡した。
販売方法 男性は、インターネットオークションにおいて「インストールDVD」「正規認証プロダクトキー」等と商品説明し、海賊版とプロダクトキー、認証方法マニュアル等をセットにして販売していた。
売上・期間 警察によると、平成28年8月から平成30年4月までの間、少なくとも3,000件以上の取引実績があり、約260万円を売り上げていたものと見られるとのことである。
特記事項 男性はマイクロソフトコーポレーションが商標権を有する登録商標である「WINDOWS」「MICROSOFT」等の類似商標を付したDVD-Rを譲渡し、譲渡目的で所持していたことから商標法違反容疑でも逮捕された。
鑑定・告訴 マイクロソフトコーポレーション(日本マイクロソフト(株))

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